見学席からやってきた彼。

私の勝手な価値観なんですけど、

ジャニーズJr.って、

「この人にならどんな運命でもついていける」

っていう、ある種の一方的な運命共同体くらいの覚悟がないと応援していけないだろうなって思ってるんです。実際デビューしたおじs……お兄さんたちにも番狂わせが起きてるって考えたら、ジャニーズJr.時代に安定期なんてないんだろうなって。

 

2015年3月21日。初めての松竹座でした。

これみんな結構陥る現象だと思うんだけど、今までドーム公演しか行ったことがなかった私にとって異常なほどの近さで、「え?安全性とか大丈夫?」とか思ってました。

 

突然見学の席から目の前の花道を颯爽と走っていく男の子。彼が登場した瞬間、どよめき、ざわめき、黄色い声で埋め尽くされる松竹座。何もかもが衝撃で、ただ「やっば……」としか言えなかった。

舞台に立っているのにマイク持たなかったり、れんれんとたこ焼き早食い対決して勝っちゃったり。もちろん、初めての松竹座のコンサートはめちゃめちゃ笑ったし、こんな楽しい現場があるのかと大満足してた。だけどコンサートが終わってからもずっと心の中で彼のことが忘れられなかった。

 

そして2015年夏。

新ユニット「Mr.King vs Mr.Prince」が結成されて、今はMr.KINGになってるけど2016年は特にたくさん現場があって、座長も任されちゃって、彼だけ時の流れが違うんじゃないかと思うくらいアイドルとして王道を歩いてきているんだけども、

 

どこか儚い。

 

この前のジャニーズ・オールスターズ・アイランド。

特に球体フライングでは球体で待機している時に下を向いていて、曲はWEGO仕様の明るいEDMなのにこのまま球体に閉じ込められるんじゃないかってくらい消えてしまいそうで儚かった。

 

MyojoでのジャニーズWESTの小瀧くんとの対談で、小瀧くんが「心の闇みたいなのがあるやろ?」って言ってて、全力で1000いいねしたかった。

 

もしあの時タリーズで「クリパ行こう」って言われていなかったら。

もしあの時親友が春松竹の初日を当てていなかったら。

もしあの時に見学で来ていなかったら。

 

私は彼の魅力に気付けていたのかな。

 

キラキラアイドルしているところに、どこかしら感じられる儚さにとにかく惹きつけられて、

「あ、この人がどんな運命になってもついていこう」

と思いました。

 

たとえそれがいばらの道であっても、アイドルとして王道オブ王道を歩いていったとしても、輝こうとする彼をずっと応援したい。

 

 「この先もずっと平野紫耀でいるから、アナタもずっと変わらず、ボクについてきてください。」

(Mr.KING写真集より引用)

って言われちゃってるもんな~~!!

 

平野紫耀くん、20歳のお誕生日おめでとう!!!