「KAT-TUN COUNTDOWN LIVE come Here 2014-2015」in京セラ①

常日頃から「語彙力がないので…」と言い続けるもなぜかブログを始めた私だが、逆にブログを始めることで少しでも自分の文章力が上達すればいいなという思いがきっかけでもある。しかし今回早速挫折しかけている。これほど自分の語彙力の無さ、ボキャブラリーの無さを痛感したことがあっただろうか。書きたくても書けない。その場で感じた100%を文章で表現できない。言葉にできないものを私は経験してしまったようだ。2014年12月30日、私は京セラドームで行われた「KAT-TUN COUNTDOWN LIVE come Here 2014-2015」に参戦してきた。

テンションが上がってしまうとハメを外してとんでもないことをしでかしてしまう性格のため、会場に入るまでは敢えて感情を抑えていたのだが、会場に入ってしまえば「いえーーーーい!入ったよ!入ったよ!ふぉぉぉ!いええええい!!」座席がジャニーズのコンサートでは約4年ぶりのアリーナということだけでも舞い上がっていたのだが、センターステージが真横、小さなトロッコの通る道が目の前というとてつもなく素晴らしい席だった。メインステージもバックステージもしっかり見える位置でこの約4年の間に身長が伸びて良かったと思った。(誰だ、今でもチビじゃないかと言った奴は!)

開演まで時間があったので、前回同様2人で会場内を探検した。ステージはメインステージとメイン横の高さのあるステージ、花道なしのセンターステージとバックステージというとてもシンプルなものだった。THE DIGITALIANで座った席からの眺めも確認した上に、今回はアリーナも探検できたためちょこちょこちょこちょこ歩き回った。やはり知り合いと一緒に入った方が荷物を気にすることなく動き回れるのが良い。そして前回と同じく「理想のりんご」という紙パックのリンゴジュースを購入して飲んだ。前回、「理想のりんごなんて初めて見た!何これ名前面白すぎでしょww」と爆笑して購入したのだが後日インターネットで調べてみたら私が中高生の頃購買でよく買っていたリンゴジュースだった。爆笑してごめん理想のりんご、美味しかったよ。

約3時間15分に及ぶコンサート。初めてのKAT-TUNコンサート参戦であったため、観るもの全てが初めてのものばかりだった。開演前張られていた幕がスクリーンとしてオープニング映像、come Hereのロゴの中で各メンバーが”Come here”とポーズを決める。4人ともかっこよすぎて開始30秒ほどで既に虜になる。そして幕が落ちると共にKAT-TUN登場。これこそまさに幕開けってやつ。相方が「どこ?どこ?」と聞いてきたので早速笑ってしまった。いやいや、幕がある時に既にメンバーの影が見えていてファンがキャー!と叫んでいたじゃないか。毎回嵐の登場場所が分からず明らかに大きな風船がありクレーンが動いていたアラフェスでさえ分からなかった私でも今回のKAT-TUNは分かったぞ。

全体的にKAT-TUNのコンサートはどちらかというとファンサをするというよりも歌やダンスを魅せてくるもので終始口が開きっぱなしだった。前にもブログで書いた気がするが、ファン側もアイドル側もファンサに必死になってしまうコンサートは心なしか寂しい気がしてしまう。かと言ってただやりたいことをやってみましたはいドーンも一方的で寂しい。KAT-TUNのコンサートはその面で1人1人のファンの目を見て歌っている姿が純粋で且つダンスは見惚れしてまうほどかっこよくてとても素敵だった。

参戦するにあたり予習ということで、DVD「COUNTDOWN LIVE 2013 KAT-TUN」をクリスマスというカップルが楽しく過ごす聖なる日に相方と2人で鑑賞したのだが、前述の通り今年は去年に比べて夏のツアーの影響もあってかステージがシンプルになっていた。「演出がド派手で最大級」と聞いていた私にとっては意外なものに感じたがその感情は一気に吹っ飛んでしまった。いわゆる典型的なステージの中に爆弾級のド派手な演出が秘められていたのだ。前半から炎が燃え上がったりと常にいい意味で期待を裏切ってくるのだった。「TRIANGLE」という曲では光を身に纏ったダンサー達とメンバーが共にメインステージからセンターステージへ移動しパフォーマンスを続けるのだが、実はセンターステージでのパフォーマンスの途中でKAT-TUNはバックステージへ移動していたという演出は完全にやられた。マジックの手法の1つに他方向に観客を集中させている間にトリックを仕掛けるというものがあることを知っていたし、本来なら「今移動中でしょ?」と気付くはずなのだが、気付かないほどセンターステージのパフォーマンスに集中していた。自分達が”ステージ上”にいない間の演出も隙なく考えられていて鳥肌がたった。極めつけは「Dead or Alive」。これは今月21日に発売される新曲であり、初披露のこの曲を楽しみにしていたファンの予想をはるかに上回る演出。最初にドカーーンと花火が発射されたのだが本当に真横で火花が降ってくるんじゃないかと思われる近さで打ち上げられたため、思わず「うええっ!?」と声をあげてしまった(かわいくないってか)。カラフルな炎も上がり、ここはドームだぞ?アリーナじゃないんだぞ?ドームだぞ?約3時間15分その繰り返しだった。


各メンバーのお話はまた後日。本当はメンバーのことが書きたくて書きたくてウズウズしている。年が明けた今でも相方とKAT-TUNについてLINEで語っている。もうなんならLINEのトークをブログに載せてしまったほうが的確な表現だしいいんじゃないのかと思ってしまうのだがどうもTwitterのように連携する機能は無いらしい……ということではなく、日本語破綻を起こしまくっていて、とても載せられるものではないので、頑張って文章化しようと思っている。むしろあの日本語破綻した私の文章を毎度毎度よく理解できるなと相方には感心する。全体的な演出だけでも文章化するまでに4日もかかるんだから次の更新はいつになるのだか。