6〜7年ぶりのNEWS帰省

先日いつも遊んでいる3人とカラオケでNEWSのコンサートDVD(正式にはBlu-ray)を見た。

たまたま「4人でNEWSのコンサートに行きたい」という話になり、私は時期的にも忙しかった為にその会話の場に居なかったのだが、いつの間にか「なるるはけーちゃんね」と決まっていた。前にもブログだかaskだかで話したと思うが、元々私は実際にメディアやコンサート等を見てからじゃないと「この人を応援したい!」という気持ちになれない人間で、且つ嵐ファンになる前に私がジャニーズファンという道に進み始めたきっかけがNEWSの山下智久くんだったこともあって、他のメンバーをじっくり見ることが少なかった。ただ、嵐ファンになってもNEWSの情報だけはなんとなく入れていたので勿論4人になったことも知っていたし、山下くんが居ない4人のNEWSも見守り続けていた。その為いざ「4人の中で誰が好き?」と聞かれても4人で頑張っていこうとするメンバー全員の姿を見ていた私は戸惑うだけだった。

そんな時にたまたま訪れた「NEWSのコンサートを見る会」。「NEWS LIVE TOUR 2012 〜美しい恋にするよ〜」は4人になった初めてのコンサートで、メンバーの魅力が最大限に発揮されてると思っていたのでこの機会に吸収しようと思った。

吸収しきれなかった。目だけでは受け取れきれなかったほど素敵だった。見終わった後、「なるる静かだからどうしたのかと思った」と言われた。ごめん、途中からメモしてた。後から読み返すとしょうもないことしか書いていなかった(何これデジャヴ)が、一言で表すと声を含めて全体的にNEWSは上品だった。

4人になってからシゲのパートが増えたことで歌の音幅が広くなった。シゲは歌っている顔が猫みたいでかわいくて、ニャンちゅうに似てるなあと思ったのだがニャンちゅうは失礼にあたるのかなと思い(ニャンちゅうごめん)、敢えて言葉にしなかったのだが、後に4人のうちの1人であるシゲ担が「ニャンちゅうやわ」と言っていたのを聞いて吹き出した。

「まっすーめっちゃ餅」。これしかメモしていないのだが私の感想ひどすぎるだろ。でももっちもちなんだよ!それくらいかわいかったんだよ!!(八つ当たり)しかし最後の方で涙ぐむまっすーは男らしくてカッコよかった。

手越くんは終始歌がうまくて声が通るんだけども、自声がめっちゃ高くてそこまで声が出ないところがとてつもなくかわいかった。皆が涙してる時にいつものお調子者(もっと言い方があっただろう)が、1番泣かずにしっかりしていたし、真面目な時にしっかりしたことを言ってしまうから憎めない。

けーちゃんはコンサート約3時間でストンッて惚れてしまう。テレビの前でスーツを着てキャスターを務めている人がコンサートでサングラスをかけたりフードを被ったりしてチャラくなったら個人的に最強なわけで。着物の袖がまくってあるのも男らしくて。ジワジワ惚れるタイプの私にはピッタリだった。KちゃんNEWSでは手越くんがゲストの時の保護者っぽさがたまらないのに、いざコンサートで泣いてしまう時の弱々しさが更に惚れさせるものとなった。

Blu-ray鑑賞後、いつの間にか「小山くん」から「けーちゃん」呼びに変わってる自分がいた。冒頭に書いたように誰に対しても応援したいと思うまで時間を要する私は「苗字+くん」から他の呼び方に変わるまでもあまり勇気がなかったりする。逆に言えば他の呼び方に変わることは同時に自分が受け入れた瞬間でもある。

「自分が引っ張っていかなきゃ」と責任感を強くしたのは4人の中で最年長だからかもしれないし、元々責任感が強いのかもしれない。勿論そこの気持ちは本人しか分からないフィーリングなところだと思う。ただ、様々な番組を見ていると、「NEWS」という居場所が誰よりも好きなことはすごく伝わってくる。シゲと2人で呑んで熱く語るところも、どれだけまっすーにいじられてもどれだけ手越くんがポォポォ言っても笑って受け入れるところも。だが同時に、他の3人もそんなけーちゃんを受け止めているからこそいつまでも肩肘張らずにいられるんだろうなとも思う。大人っぽくて、だけど男の子っぽいけーちゃんに惚れずにはいられない。

オープニングの4人の嬉しそうで泣きそうで、同時に気持ちが固まったような顔は何度見ても泣ける。KAT-TUNの場合は「4人で新たなステージ作るぜついてこいよ!!(この前少年倶楽部プレミアムを見返してけーちゃんも同じことを言っていたのに気付いて面白かった)、NEWSの場合は「これからも一緒に居ようね、ありがとう愛してるよ」という2パターンの「決意表明」を見たが、どちらも「待っていてくれたファンがいる」という気持ちは同じで素敵だった。やっぱり「本気」っていいな、なんて青春みたいなことを考えてしまった。

フライングのパフォーマンスも無駄にせず上下に大きく動いてみたり様々なことをやっていた(ここで直立不動の翔さんを思い出す)し、映像に頼らず演出もすごく凝っていて、私の最後のメモは「クオリティ高い、予算なんぼなん」だった。個人的に、NEWSは「ザ・アイドル」感があって楽しめるコンサートで、汗と涙の光るアイドルはより一層キラキラしていた。

前にaskで「担当ってなんだと思うか」という質問が来た際に回答の最後に「まあ落ち着いてきて3月あたりになれば普通に他に応援している方々のことも『自担です』って言っている自分が想像できますけどね!!!」と書いていた。

さあ、現在3月。予想的中してるじゃないの。これ競馬なら万馬券じゃない?(知らんがな)

話は少しそれるが、私は「担当」という区切りがあろうがなかろうが、その時ハマっているものに身を任せて楽しむことを優先させたい人間である。そもそも翔くんのことを「自担」と思っているのかどうかすら分からないし、「自担」と言えるほど熱しているわけでも、かと言って冷めているわけでもない。あくまで私は子供の頃から当時流行っていたプロフィール帳とやらものの中の項目の1つである「将来の夢」に常に「楽しい人生を送りたい」と書き続けていたその対象がたまたまジャニーズだった気もする。だから今現在、4人でNEWSを応援している時間がとても楽しい。自分の考えを押しつけるつもりは全くないし、「このアイドルは◯◯だから良くないよ」という批判めいたことを言ったところで何か得することもないので、SNSを含めて公共の場で発信しようと思わない。私の考えはマイノリティなのかもしれないが、ただ現在ジャニヲタをして疲れている人がいるのなら、「趣味が重荷になっていませんか?少し休憩してもいいんじゃない?」と声をかけるだろう。

それにしても、やっぱりNEWS白い衣装似合うなあと思ったけど今年のツアータイトルWhiteやがな。ということでNEWS LIVE TOUR ”White”、6〜7年ぶりにファンとして、初めてのNEWSのコンサートになりますが楽しみにしています。